他人様の家計簿はとっても面白い
若かりし頃から他人様の家計簿を見るのが大好きで、「おサイフ救助隊」や「すてきな奥さん」や「おはよう奥さん」を見てきました。
ここ数年はいろんなブロガーさんの家計簿を興味深く拝見しております。
UPしてくださっている皆様、ありがとうございます。
項目に関するコメントがある方が分かりやすいですが、家計簿の数字のバランスを見るだけでも、その方のお家の価値観がちょっと分かったりするのが楽しいです。
そうです、私は他人様の家計簿を見るのが楽しいのです。
なぜなら、自分と比べないと決めたから。
他人様の家計簿を見たいと思うときって、自分の家計を見直したい時だと思います。そんな時に、きっちり黒字にできている家計簿を見たりすると落ち込むんです。
若かりし頃の私は落ち込みました。
「なんでこんなに出費が多いんだろう」って。
20代の頃、減らしたかった項目は家賃でした。一番大きな固定費だったから。それが削減できれば、もっと貯金ができるって。
愛読書の「おはよう奥さん」に載っている「年収○○○万円でも、貯金は年100万円以上!」のご家庭は、やたら家賃が安いんです!社宅だったり、公団だったり、持ち家ローンだったりいろいろでしたが、我が家の1/3~1/4くらいでした。
自営業だから、もちろん福利厚生もなくって。夫は潔癖症のきらいはあるし、バブルの片鱗が残っているような価値観でした。(当時はね)
なので、公団とかはもってのほかですし、車も憧れの車を乗りたがりました。
そういう人の価値観をミックスした家計簿で比べると、貯金がある程度できているにもかかわらず「全然できていない」と思っちゃうんです。
で、疲れる…。
なので、節約より投資に目を向けるようになり、他人様の家計簿からちょっと距離をとりました。
そして、FXで資金を溶かしてみたり、マンションを買ってみたり、仕事で移転をせざるを得なかったり、引き寄せの法則を信じてみたり(笑)
そんなこんなして、自分なりに収入・支出の経験を積んでいくと、他人様の家計簿をみても比べずにいられるようになりました。
なんというか、我が家の価値観は大体こんな感じで、その時の環境で変化することを厭わないということが分かったと言いましょうか。
節約動画の人の支出が極端に少ない理由を知っても、「あぁ、そうだよね~」と思うだけですし、節約すると言いながら「買い物し過ぎじゃない?」と思う家計も、買い物に関するエトセトラが面白いです。
他人様の家計簿をみて、しんどかったのは数字を見ていたからです。
それをやめて、考え方とかを意識するようになってからは、純粋に面白いなと思えるようになりました。
ここにたどり着くのに20年弱(笑)
楽しく拝見させていただきます。
いや~、ネットってほんとありがたいです!
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