【FIRE】 6500万円でもリタイアできない

 

前回、書いた通り、かつて金融資産が6500万円以上あったにもかかわらず、まったくリタイアできる気がしませんでした。


今、6500万円あったとしても、リタイアできる気がしません。


ローンが一切ないのに、リタイアできる気が全くしません。


なぜ、リタイアできる気がしなかったのか?


念のため書いておきますが、今現在、そこまでの金融資産はございません。


安定のマス層でございます。


話しを戻しまして、なぜリタイアできる気がしなかったのかと言われると、金融資産の内訳のせいです。


そのころの金融資産のメモを見ると、8割強が普通・定期預金でした。


家を買う直前ということもあって、一部の投信を売っているせいもあるのですが、超元本保証重視w


そうです、この内容だと取り崩すしかないんです。


かつては調子に乗っていたので、そのレベルで生活していると10年くらいしか保たない金額ということで、全くリタイアできる気がしませんでした。



税金を取られたくないための…


ETFも少しだけ保有していたのですが、ほぼ再投資型のインデックス投信ばかり保有していました。


分配金をもらっても再投資するならば、税金が引かれる分だけ無駄だと考えたのです。


このころは効率よく資産の最大化を図るのが重要だと思っていたので、この選択がベターだったのでしょう。


今でも、最大化が重要だと思っています。



ストックだけではしんどいのも事実


が、しかし…


フロー(収入)がなく、ストック(資産)を取り崩すというのは想像以上にストレスです。(無収入時代に経験済み)


何年も生活ができるだけのお金があっても、減っていく恐怖は凄まじいです。


うちの父や夫もそうだったのですが、


なにかにつけて「お金がない…」と言って、ウジウジウジウジウジウジ…∞


こちらにまでウジウジが感染しそうで、ホンマに鬱陶しかったですw


このときは働ける体があることもあって、まだ希望がありましたが、これが70歳以降だと一番手っ取り早い労働が難しくなってくるんだなぁと思うとフロー(収入)がないって恐怖です。



フローがあるシステム構築が必要


インデックス投資で資産を大きくすることができても、取り崩すのはなかなか難しいもの。





コチラの本に取り崩し開始のタイミングでの景気の良し悪しで、資産の残り具合が全く違うと試算がありました。


が、取り崩しのタイミングの景気の良し悪しは自分では決めれません。


例え、運よく良いタイミングで取り崩し始めても、80歳90歳の自分にちゃんとした管理能力が残っているかもわかりません。


そう考えると、資産の最大化も大切ですが、自動的に収入が入るシステムもより重要なのではないかと、改めて思いました。


積極的に分配金を獲りに行こう



昨年の不労所得は18万円ほどでした。


今年は米国MMFの利回りも低下し、売却等していないので、5万円くらいになりそうです。


資産の最大化は大切なので、インデックス投資路線は変えずに、ポートフォリオのETFの比率を上げていこうと思います。


個別株などに比べるととても非効率ですし、資産の最大化としても非効率です。


が、自分の心が穏やかでいられるバランスを考えると、ベターだと思います。


この方針でも、6500万円でのリタイアは無理でしょうけどw


ひとまず、年間50万円を目標に積み増していこうっと。




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