「買えない」という思い込みが根深い


服を買うのが苦手な私。その心のブロックについて書いてみようと思います。

支出の優先順位

生活するに当たって、支出の優先順位が人それぞれにあると思います。私の場合は、こんなカンジです。


1.日々の食事

2.住居費(生活用品も含む)

3.医療費

4.貯金

5.趣味の本

6.生活を便利にしてくれるモノ(家電など)

7.おつきあい

8.美容

9.衣服・靴



このように、衣服については優先順位がかなり低いです。



後回しになってしまう原因


思春期のころから体型にコンプレックスがあって、服を買うのがとても苦手。なので、買わなくて済むのなら、極力買わないです。

ただ、人並みに「恥ずかしい」という感覚はあるので、ヨレヨレになったり、みっともないと自覚が発生した時点で、服を買おうとします。そうすると、普段からアンテナを張っていないせいで、どんな服が欲しいのか思いつかないのです。

トキメク買い物でもないので予算を決めているわけでもなく、サイズが合って、無難なモノを買うスタイル。

古着を買ったりすることはないので、1着何千円か支払うとなると、その月の支出額が途端に多くなってしまって、それがストレスになってたんです。

衣服より貯金のほうが優先なので、どれだけまわせるかが大切だったんです。

シャツや下着なら知れてますが、コート類になると「ぎゃー!」となってしまうほどの支出。

そもそも乗り気じゃない買い物で、高額出費になってしまう。毎月、この金額は貯金したいと思っているのに到達できなかったしょんぼり感。

で、ますます服を買うのが苦痛になる、という悪循環に。

でも、そろそろ自分のためにキレイになる努力をしたい!



買えるのに買えない


ブランドものの服だって、なんだって買えるんです。(買い続けれるかは別として)

ちゃんと支払い能力はあるんです。

なのに、「買えない」と思っちゃう。そうやって長年過ごしていたから、買うことにすごく抵抗があります。

先日も、ユニクロの(期間限定価格の)セーターを買おうと思いお店に行ったのに、やっぱり「買えない」と帰宅しました。

この「買えない」という刷り込みが、今日の我が家の蓄財に一役を買っているのには違いないのですが、さすがに「そんなにお金を貯めれないのが怖いのか?」と危機感を覚えます。



服を買えるようになるには


「買わない」ことをヨシとしていた価値観を変えるのはなかなか難しいです。でも、衣服は劣化していくわけで、ずっと同じモノを着ているわけにもいきません。

私が服を「買えない」と思ってしまうのは、どんな服を着たくて、どれくらいのお金を使うのか決めていなかったせいもあると思います。

なので、行き当たりばったりな買い物で、予算が現実的ではなかったんだと思います。

私がまずやるべきコトは、クローゼットの整理。

どんな服を持っているのかを確認すること。着れない服を処分すること。

それからどんな服装をしたいのか、シチュエーションによって服装の制服化。そのためには何を買い足したらいいのかリストアップ。

今、持っている服は手入れが必要なのか。お手入れアイテム・方法を確認すること。

買い足したい服の予算を計上。

それを来年度に組み込めば、支払うつもりがあるので買えるようになるはずです。

前年度の収入で今年度の生活をするスタイルなので、どのくらい買っても支障がないのか決めやすいですし。

幸い、来年度分の国民年金保険料は納付済みなので、その分を衣服費に充ててもと良いのかなと思っています。




お金はなりたい自分になるために使うモノ


「お金は使うモノ」と知っていても、身にはついていなかったんだと思い知りました。

貯金や投資をするのは、したい生活スタイルを維持するためのシステム構築だと思っています。

それに偏りすぎてしまったために「買えない」という思い込みが身についてしまいました。

システム構築も大事ですが、なりたい自分になる為の投資が本だったり、美容だったり、服だったりもするわけで。

それを無駄だと切り捨てず。そういう豊かさを心から楽しめる人生を歩みたい。

欲しいと思った気持ちを誤魔化さずに吟味する。

お金を使うって奥が深いです。





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