不動産投資を恐れるワケ

私は不動産投資が怖い

我が家は不動産を2つ所有しています。

残念ながら、収益物件ではありません。が、日々の支出を抑えれているのは、不動産を借入金なしで所有しているからです。

しかも、10年くらいは先になると思いますが、もう一つ不動産を持ちたいと思っています。

でも、自分が使うための不動産です。

なぜなら、私は不動産投資が怖い…。

理屈は分かっているが、怖いもんは怖い


ロバート・キヨサキの「金持ち父さん貧乏父さん」も読みましたし、それ以外にもいろんな本を読んで、不動産投資に魅力を感じていた時期もありました。

特に、ロバートの奥さんのキム・キヨサキの「リッチウーマン」は大好きで、何度も読んでいます。

私としては、自己啓発本の扱いですが。

やはりこの方も不動産投資をイチ押しにされています。

キャッシュフローを得るということでは、不動産投資はとても魅力的だということは頭では理解しているのですが、私は現在所有の不動産を一時的に貸すことはあるかもしれませんが、借り入れをしてまで積極的にすることはないだろうと思います。



なぜなら、阪神大震災を経験しているから…

20年以上たっても、その恐怖は覚えている


阪神大震災のとき、私は学生でしたが、大人の話が理解できる年ごろでした。

震災の恐怖…

もちろん揺れや火災も怖かったですが、それ以上に家が倒壊するということはいろいろ面で大きな打撃を受けます。


被災地の真っただ中におりましたので、ほとんどの建物が全壊、もしくは半壊状態でした。

その時は命があったことを喜び、もしくは別れを悲しみ、しばらくは避難所で生活をするのですが、生活を立て直していくために住まいをどうにかしないといけないことに頭を悩ませる時期が来るのです。

住宅がなくなっているのに、ローンが残ったり。

ローンがあるために、新たな借り入れができなかったり。

1つの思わぬつまづきで、ドミノ倒しのようにすべてを手放しても追っつかないほどの負債を負うひとも見ました。

そして、不動産が面倒なのはすべてにおいて時間がかかるということです。

一番厄介なのが、共同名義の不動産と分譲マンション。

個々の懐具合で、復興の仕方の希望が違うからです。

特に、分譲マンションで何棟かあって、被災具合が違うと目も当てれません。とてつもなく話し合いがこじれることが多いのです。

そのうえ、相続だったり、都市計画も加わってきて、何年も放置されていた不動産を見てきたのです。

東日本大震災を機に「個人版私的整理ガイドライ」ができようと、その適用を受けれる人はやはり少ないの現状。

投資用の物件は借り入れをして、ローン+利息以上の利回りを得るシステム(という認識)。

放置せざるおえない間は利益どころか、支払いしか発生しない「負動産」。

所有権を売るにしても、損失覚悟。

レバレッジが利いていれば、手放して0できるわけでもなく。

このレバレッジが利いてる状態での逆風が何よりも怖い。
(もちろん証券の信用取引も怖い)


我が家は自営業なので、なによりすぐに動かせる現金が必要なのもありますが、手放して0ならOKですが、-になってお金の流れが止まってしまうのが一番困るのです。

来るかどうかわからない災害を心配して動けないチキンな私を嗤ってください。

「損して0はいいけど、マイナスは不可」

それが私のルールなので、致し方ないのです。




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